『滅菌(インジケータの結果を含む)は確認済みか?』
皆さんは、これをどう理解されるでしょうか? この項目には、自身が器械だしについたときに上記の申告を行うわけですが、インジケータの結果は含まれるもの。すなわち、インジケータの結果だけでは不十分ということなのです。
では、何を持って滅菌の質が保障されるのでしょうか?大変深い意味が込められており、今や当たり前のようなった委託滅菌についても委託する(すなわち任せる)という考え方ではいけないのです。
それ以外にも、滅菌業務については、各施設によってやり方が違うのも問題です。
例えば、滅菌期限。ご自身の施設では、オートクレーブの滅菌期限は、1か月?3か月?6か月?無期限?実に様々です。実は、管理の目的・意味を理解すればどう管理すれば良いのかなど明確になるのです。
今更滅菌?と思われる方もおられるかもしれませんが、実は上記より今だから改めて滅菌について考える必要があるのです。